■面会交流権
面会交流権とは、離婚により子どもと別居した側の親に認められた、子どもに直接会う権利だと、一般には理解されています。
実際には、直接面会することだけでなく、電話やメールなどで連絡をとることも認められています。
また、面会交流権は親だけに認められた権利ではなく、子どもの権利でもあると考えられていることが特徴です。
両親が離婚したとしても、それぞれの親と連絡を取ったり会ったりできるということは、子どもの成長にとって有意義であるという考えが根底にあるのです。
■面会交流の拒否
面会交流を正当な理由なく拒否することは、親権者も子どもと別居している親も、できません。
面会交流を拒否できる正当な理由とは、子どもへの暴力行為の恐れがあることなどです。
■面会交流の条件の取り決め
面会交流を行う日時などの条件について、両親だけで話し合っても決まらない場合には、家庭裁判所の調停を利用することになります。
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面会交流権
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