050-3138-4664
受付時間:
平日10:00~19:00

審判離婚

  1. MYパートナーズ法律事務所 >
  2. 離婚問題に関する記事一覧 >
  3. 審判離婚

審判離婚

審判離婚とは、裁判所が夫婦間の離婚について結論を出し、離婚を成立させる方法です。

一般的に、離婚に向けて手続きを行う場合、まずは協議離婚を検討しますが、夫婦の話し合いで離婚について合意に至らないときには離婚調停に進むことになります。(日本では「調停前置主義」という方式が採用されており、協議離婚からいきなり裁判離婚をすることはありません。必ず、裁判の前に調停離婚を試みます。)

しかし、調停離婚において、夫婦間のわずかな意見の食い違いで最終的な合意に至らないようなケースもあり、このようなケースでは裁判所が職権で離婚を認める審判「離婚審判」を下します。夫婦の意見に大きな溝がある場合には「調停不成立」となりますが、夫婦の意見にわずかな差しかない場合には、そのわずかな差について裁判所が職権で決定を下し、「審判離婚」を一度は検討させるのです。

このように審判離婚では裁判所が決定を下し、夫婦双方が合意することで離婚が成立しますが、裁判所の決定に夫婦双方が応じるケースは少ないため、実際に審判離婚が成立するケースはあまりありません。

MYパートナーズ法律事務所が提供する基礎知識

  • 養育費に関する取り決めを公正証書に残すメリット

    養育費に関する取り決め...

    ■ 養育費の取り決めについて 夫婦が離婚をするにあたって、子どもを有していた場合、片方の親が親権を取得...

  • 親権について調停が行われるのはどのような場合?

    親権について調停が行わ...

    離婚届けには、親権者の氏名を記入しなければなりません。つまり、親権者の決定は離婚の前提条件となるのです...

  • 相手が慰謝料の支払いを拒む場合

    相手が慰謝料の支払いを...

    相手が慰謝料の支払いを拒む場合、対応方法はケースバイケースです。 ■強制執行 強制執行とは、強制的に...

  • 弁護士なしでも離婚裁判はできる?メリット・デメリットを解説

    弁護士なしでも離婚裁判...

    配偶者の方と離婚をしようとした場合、離婚裁判という形での決着を望む場合があります。 この離婚裁判...

  • 養育費をあとから請求することは可能?

    養育費をあとから請求す...

    親は子どもに対する監護権を有しており、自分と同様の生活水準で生活できるように未成年の子どもを養育する...

  • DV(家庭内暴力)を理由に離婚するには

    DV(家庭内暴力)を理...

    離婚は夫婦間の協議によってすることができます。(民法763条) しかしながらDV(家庭内暴力)を原因...

  • 【弁護士が解説】離婚調停で聞かれることや当日の注意点など

    【弁護士が解説】離婚調...

    配偶者との離婚を決意した場合や、配偶者から離婚を切り出された場合に、配偶者との話し合いがまとまらない...

  • 遺言書にはどのくらい効力があるか

    遺言書にはどのくらい効...

    ■遺言書にはどのような効力があるか 遺言書とは被相続人が、死後自分の財産をどのように分配するかを記し...

  • 父親が親権を取るには

    父親が親権を取るには

    ■父親は親権争いで不利? 親権者の決定で最も重要なのは、「どちらを親権者にするのが子供の利益につながる...

よく検索されるキーワード

ページトップへ