■父母の扶養義務
未成年の子供を持つ父母には、子供を扶養する義務があります。
扶養とは、自力で生活できない者の面倒をみることです。
扶養義務の代表的なものとしては、子供の日常生活の世話をすることや、生活費や学費などの養育費を負担することが挙げられます。
①日常生活の世話
子どもは、一人では生きていくことができません。
未就学児はもちろんのこと、義務教育課程にいる小学生や中学生も、一人で生活することはできません。
また、高校生で生活能力があると一見考えられる子どもであっても、未成年は法的に十分な能力を認められていません。
未成年の子どもは、父母が責任を持って世話をしなければならないのです。
②養育費
養育費には学費や生活費が含まれます。
婚姻中の夫婦が養育費を考える機会は多くありませんが、離婚にかかわらず、一般の家庭でも養育費の負担が義務であることは変わりません。
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父母の扶養義務と養育費
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