離婚した際の慰謝料の請求方法はどのような方法でも構いません。例えば、以下のような方法があります。
・口頭で支払いを請求する
・書面を送って支払いを請求する
・裁判を起こして支払いを請求する
法律行為の一部には、法律上一定の行為をしなければ無効となる行為があります。この行為を要式行為といいます。
例えば、保証契約を締結するには、書面で行う必要があります。(民法446条2項)
また、債務者の詐害行為を取り消す、詐害行為取消権を行使するには裁判を起こす必要があります。(民法424条1項)
しかし、慰謝料の請求にあたっては、特に一定の行為が必要だという規定は法律上存在しません。したがって、慰謝料の請求は要式行為ではありません。
要式行為ではない以上、お店の店員が顧客に代金の支払を請求することと同じで、自由な方法で行うことができます。
MYパートナーズ法律事務所は、東京都荒川区、足立区、文京区、松戸市、葛飾区を中心に一都三県などで、協議離婚、審判離婚、離婚調停、不貞行為や浮気、DVなどに対する慰謝料請求、子供の親権問題など、様々な離婚問題全般について法律相談を承っております。
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慰謝料の請求方法
MYパートナーズ法律事務所が提供する基礎知識
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